インプラント治療がはやりだそうで、色々調べてみています。
インプラント治療とは外科手術を必要とする治療法であり、どこの歯医者さんでもできる手術ではありません。
それだけに、歯科医院選びは慎重に行いたいもの。
インプラント治療を受ける歯科医院選びのポイントにはどのようなことがあるのでしょうか。
まず大事なのは納得のいく説明をしてくれるかということ。
治療を始める前に治療法や治療期間、手術のリスク、不安や疑問点などをじっくり納得のいくまで説明をしてくれたかどうかは大きな目安になります。
また清潔な環境で手術を行っているかというのも、手術を受けるにあたりチェックしたいところ。
カーテンやつい立で仕切っただけの環境で手術をする医院は避けましょう。専用の手術室がある医療施設がベストです。
CTスキャンを撮影する医院、CTを自院内に装備している歯科医院がよりベストです。インプラントの手術を安全に行うためには骨の断面を見て神経の位置や骨量を確認することが必要です。その為にはCTスキャン画像は絶対条件です。
手術前に歯の磨き方指導や歯周病の治療をしっかりと行う医院であるかというのもチェックポイント。細菌はインプラントに悪影響を及ぼすので口中を清潔に保つことやその指導は非常に大切なことです。
その他にも、インプラント治療を積極的に行っており、最新技術を取り入れている、定期健診の体制も整っている、保障期間を設けているといった医院がよいといえるでしょう。
さて、インプラントの治療とはどのような流れで行うものなのでしょうか?
通常の虫歯治療とは違うので、やはりその分治療期間も長くなります。
一般的なインプラント治療の流れを見てみましょう。
まずは診察して治療計画を立てます。レントゲン撮影や必要に応じて検査などを行い、治療計画を立ててもらいますが、
このときに治療後にどのような歯になっているのか、値段はいくらくらいかかるのか、その他疑問、不安などは解消するようにしておきましょう。
必要に応じて虫歯や歯周病の治療を行う場合もあります。
そしていよいよインプラント埋入手術!顎の骨にインプラントを埋め込みます。時間は本数にもよりますが30分~3時間ほど。入院は必要ありません。
手術のあとはインプラントが骨としっかり結合するまで、目安として2ヶ月~6ヶ月ほど馴染むのを待ちます。この期間、仮の歯を使用できるので日常生活に支障はありません。
埋め込んだインプラントが骨としっかり結合したことが確認されると、その上に人工の被せ物の歯をつけます。
と簡単に一言で言いましたが、2回法の場合はここで歯肉の下に隠れているインプラントの頭を表面に出し、人工の歯が接続できるようにします。
そして人口の歯を作製、固定するとなります。
治療が終わった後もメンテナンスは必要。半年~1年に1回の定期検診を勧められる場合もあるので、定期的にチェックしてもらいましょう。
インプラントは治療が終わったらそこで終わりではありません。
自分の歯と同様インプラントは長く付き合っていくものですから、毎日のケアを欠かさず、定期的にメインテナンスをすることも重要です。
インプラントのメンテナンスには自分の家で出来るセルフケアと、歯科医院で行うプロフェッショナルケアがあります。
セルフケアとしてあげられるのはやはり歯磨き。と言ってもインプラントは固定式なので、入れ歯のように取り外しての清掃は必要ありません
市販の歯ブラシと歯磨き粉を使ったブラッシングで十分なのですが、インプラントの場合はインプラントは歯の形の下にも隙間があるので通常の歯磨きよりも丁寧にケアを行うことが大事になります。
歯間ブラシやデンタルフロスを利用するのもお勧め。
正しいブラッシング方法と食後のブラッシングの習慣を身につけることが大切です。
また歯科医院へは定期的に行ってメンテナンスを行いましょう。
治療が終わった後も骨の中に埋め込んだチタンと骨との結合は続いています。
特に最初の一年は3ヶ月に一度程度のペースで検診を受けに行きましょう。
骨とチタンが無事に結合しているか、口の中の衛生状態や噛み合わせなどもチェックします。
定期的に検診を行うことでインプラント周囲炎等を早期発見をすることができます。
インプラントの術式の1回法とは、名前のとおり手術が1回の方法です。
手術では歯肉を切開し、顎の骨にインプラントを埋め込むのですが、その時インプラントのヘッド部分を顎の骨の外に出し人工歯の支台を連結し、上部は歯肉の上に出ている状態にします。
そのままインプラントが骨と結合するまで3ヶ月~6ヶ月ほど待ち、骨との結合を確認後、かみ合わせをチェックしながら人工歯を取り付けるのが1回法の術式。
2回法も名前のとおり手術が2回の方法です。
手術では1回法と同じく、歯肉を切開し顎の骨にインプラントを埋め込むのですが、異なるのはインプラントを歯肉の中に完全に埋め込みます。
2回法でもインプラントが骨と結合するまで3ヶ月~6ヶ月ほど待った後、完全に歯肉の下に埋まっていたインプラントの頭の部分を出すために歯肉を切開し、人工歯を取り付けます。
歯肉を切開する手術が2回必要となるので2回法と呼ばれているのです。
1回法の方が手術が1回なので患者の精神的、経済的負担も軽く済みますが、骨量が十分にないと行えない、感染症にかかりやすいというデメリットもあります。
感染症の危険が少ない、ほぼどんな人にも対応できる2回法で行うのが一般的なようです。